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関節リウマチをもたらす炎症が心血管イベント発症にも関連

2011/10/03

[健康ニュース]

HealthDay News より

関節リウマチ(RA)関連の炎症などのリスクファクター(危険因子)により、関節リウマチ患者では、心疾患および他の心血管イベントによる死亡リスクが増大することが新しい研究で示された。同時に、寛解導入(疾患修飾)抗リウマチ薬(DMARD)を用いた関節リウマチの炎症治療、および心疾患リスクファクターの治療を行うことによって、これらのリスクを低減できることも明らかにされた。

今回の研究では、関節リウマチと診断されてから5年間の追跡を完遂した442人を含む患者700人を対象に実施。疾患の進行、治療プログラムのほか、体重、コレステロール値、血圧、糖尿病および喫煙などの従来の心疾患リスクファクターを監視した。

5年後、被験者の97%がDMARDによる治療を受けてきており、炎症の軽減がみられた。また被験者の多くが生活習慣(ライフスタイル)を修正しており、心血管疾患リスクも軽減していた。患者のデータから、関節炎の重症度および糖尿病、高血圧、中性脂肪(トリグリセリド)値によって、心疾患、脳卒中、深部静脈血栓症(DVT)などの心血管イベントを予測できることが示された。

研究グループはさらに、DMARD治療によってリスクが軽減することを突き止めた。一方、COX2阻害薬による治療はリスク増大をもたらすようであったという。この研究は、オンライン医学誌「Arthritis Research & Therapy(関節炎研究&治療)」に8月15日掲載された。

研究著者であるスウェーデン、ウメオUmea大学病院のWallberg-Jonsson博士は、「関節リウマチによる炎症は、患者の心疾患およびその他の心血管イベントリスクを増大させる。しかし、炎症および従来の心疾患リスクファクターの両面からの治療を行うことによって、リスクを低減させることが可能である」と述べている。(

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